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旅行

岩手旅行 5日目 〈久慈〉

9月23日(月) 5日目

いよいよ旅行最終日です。

8時半にホテルをチェックアウト。
まずは久慈駅のリアス亭へ行って予約しておいた『うに弁当』を買いました。
このうに弁当は一日限定20食。予約しないと朝7時前に並んでも買えない事が
あるほど入手が難しいと言われている、まさに伝説の駅弁。
この日のために1ヶ月以上前から予約しておきました!無事に買えて良かった!

うに弁当を買ったらそのままバス停へ。
今日は小袖海岸の海女センターへ行きます。

既にバス停には数十人の列が出来ていました。
土日祝日はマイカー規制をしているので余計に混んでいるみたいです。

バスで約30分。海女センターへ到着しました。
バスを降りるとガイドさんがあまちゃんロケ地の説明などをしながら
海女センターまで誘導してくれます。

そう、ここ小袖の海女センターはあまちゃんの主要ロケ地なのです。
素潜りの漁場やオープニングの白い灯台、ヒロシの監視小屋、赤い鳥居など
ほぼそのままの感じでここにあります。

まずは海女センターで素潜り実演のチケット(500円)を買って
本物の海女さんの素潜りを見学しました。

この日の海女さんは6人。そのうちの3人は高校生海女クラブの
メンバーらしいです。

海女さんが潜る準備をしている時、ベテラン海女さんから
「じぇじぇじぇ〜」という叫び声が聞こえてきて、海女さん同士が
笑っていました。
遠くからだったので詳しくは分からなかったのですが、
どうやら高校生海女の一人が手袋を間違えて左右同じものを
持ってきてしまったようです。
それに驚いて「じぇじぇじぇ」と笑いが起きていたようです。

慌てて手袋を取りに戻る高校生が初々しくて微笑ましかったです。
それに、本物の生「じぇじぇじぇ」が聞けてラッキーでした(笑)

海女さんが海に潜ると観客から歓声が沸き、ウニを採って上がってくるとまた歓声!
非常に盛り上がりました。
この日はとても寒くて、水温も余裕で20℃以下だったと思います。
そんな中海へ潜る海女さんは本当に凄いと思いました。
高校生海女も寒い中ベテラン海女さんの指示を受けながら頑張っていました。

素潜り実演が終わると、海女さん達はその場で獲ったウニの説明をしてくれます。
そして、1つ500円〜700円で今獲ったばかりのウニを食べる事が出来ます。
獲れたてのウニはめちゃくちゃ新鮮でとても甘かったです。

素潜りを見学した後はあの灯台へ行ってみました。
あまちゃんのオープニングや重要なシーンで何度も出てくるあの灯台へ。

立ち入り禁止になっていたので階段は登らなかったけどほんとテレビのまんま。
全く同じ光景で感動しました。

お腹が空いたので海女センターへ戻りご飯を食べました。
ウニご飯、海鮮焼きそば、帆立焼き、まめぶ汁など売っていましたが
海女磯ラーメンというのがとても美味しそうだったのでこれを食べました。
ウニ、帆立、海老、ワカメ、ムール貝が入ったあっさり塩味のラーメンです。
スープがめちゃくちゃ美味しい!こんなラーメン初めて食べました!

ついでに、朝買ったリアス亭の『うに弁当』も食べました。
ウニご飯の上に蒸しウニがぎっしり敷き詰められています。
このウニが甘くてとても美味しい!
さすが伝説とまで言われた『うに弁当』です!

ご飯を食べた後、少し時間があったのであまちゃんに出てきた
ヒロシの監視小屋まで行ってみる事にしました。

しかし、いざ行こうとするとこれがかなり大変・・・。
途中で後悔しましたが、ここまで来てしまったのでもう後戻りはできない。
急な上り坂を7〜8分くらい登り続けてやっと到着。
この監視小屋も外観はドラマにでてきたそのまんま。
これだけ高い位置にあるので景色はとても綺麗でした。
苦労して登ったかいがありました。

大満足の小袖海岸&海女センターを後にして、13時頃久慈駅に到着。
そろそろ帰る準備です。

『道の駅くじ やませ土風館』でお土産を物色。
まめぶ汁、いちご煮の雑炊、アカモク使用の海鮮茶漬け、海女の塩どら
などいろいろ購入。
さらに駅への道すがらミリオンベルという洋菓子店で『まめぶっせ』という
お菓子を購入。これはまめぶとブッセを合体させた新しいお菓子だそうです。
後で食べてみたけどかなり美味しかった。

駅へ戻る途中『あまちゃんハウス』という場所を見つけました。
中へ入ってみるとあまちゃんの撮影で実際に使われた小物や看板などが展示してありました。
最後の最後に貴重なものが見られて良かったです。

16時30分発のバスで久慈から二戸へ移動。
二戸から新幹線で東京へ。

そして、23時頃高円寺に無事到着。
長いようであっという間の旅行もついに終了。
あまちゃんロケ地巡りはとても楽しかったし、震災による津波の被害にあった場所を
この目で実際に見て、現地の人からいろいろな話が聞けたのもとても有意義な体験でした。

来年は三陸鉄道北リアス線が全線開通する予定だし、海女センターも新しい3階立ての
施設が出来るそうです。復興は少しずつですが確実に進んでいます。
いつになるか分からないけど、また次に久慈へ行く時がとても楽しみです。


岩手旅行 4日目 〈宮古ー田野畑ー久慈〉

9月22日(日) 4日目

朝6時半起床。
今日は三陸鉄道北リアス線に乗って久慈に戻ります。

9時半宮古駅へ到着。
列車の時間まで2時間程あったので少し宮古駅周辺を探索してみました。
まずは魚菜市場。海産物から青果、精肉まで何でも揃う市場です。
新鮮な海産物を買いたかったけど荷物になるので今回は我慢。見るだけ。

今度は海の方へ行ってみました。
海が近づくにつれて電柱がなぎ倒されていたり、崩れかけの建物があったり、
津波の爪痕を見て取れます。

中でも衝撃を受けたのはJR山田線。閉伊川という川に架かっている橋が崩れ
線路が途中で断絶していました。
JR山田線の宮古−釜石間はいまだに復旧の目処が立っていないそうです。
元々利用者が少ない路線らしいので、このまま廃線の可能性もあるそうです。
津波きっかけで廃線というのは悲しいのでなんとか復旧して欲しいですね。

ちょうどいい時間になったので宮古駅へ戻りました。
久慈までのルートは来る時と一緒。宮古から小本まで三鉄で行って、
そこから代替バスで田野畑まで行きます。

13時頃田野畑駅到着。
2日前に田野畑に来た時は平日でしかも朝早かったから
お客さんがほとんどいなかったけど、今日は日曜だけあって
そこそこ混んでいました。
駅の職員さんは、切符売り、売店の接客、喫茶店の調理・販売を
一人でやっているようなので凄く忙しそうでした。

駅に併設してある喫茶店には能年玲奈、橋本愛をはじめ、
あまちゃん出演者のサインがたくさん飾ってありました。
田野畑駅はあまちゃんでお座敷列車の折り返し地点、
『畑野駅』として登場した駅です。

やはり、三鉄に乗るからにはお座敷列車にも乗りたい!
ということで、実はこの日のために1ヶ月前から予約していました。

お座敷列車は事前に要予約の全席指定席です。
料金は通常の運賃+たった300円で乗れるんです。
もっとお金とっても良いのに。めちゃくちゃ安いですよね。

田野畑駅のホームにお座敷列車が入ってきました。
ドラマに出てくるお座敷列車と同じく、空と海を表した
水色と深い青のデザインです。

中へ入るとドラマとは違い車両の両サイドに座席があり
中央は通路になっています。
座席は掘りごたつのような感じになっていて靴を脱いで座ります。
テーブルでご飯を食べたり、お酒を飲んだり、まるで自宅にいるように
くつろぎながら列車の旅を楽しむことができます。
冬には実際に掘りごたつになるそうです。

車内の内装は貝殻や網、漁師の旗など海をモチーフに装飾してあります。
車内販売の人も海女の絣半纏姿で接客していました。

しばらくすると『堀内駅』に到着しました。
この駅は普通の駅より少し長く停車します。
実はこの駅、あまちゃんに『袖が浜駅』として登場します。
ドラマの中ではかなり重要なシーンに出てくる駅なので
観光客のためにホームに下りて写真撮影をする時間を
もうけてくれているのです。さすが三鉄さん!

とは言っても停車は2分程なので、この2分間はホームが
人でごった返しえらい騒ぎでした(笑)

約1時間のお座敷列車の旅を終え、14時40分久慈駅到着!
ただでさえあまちゃん人気で休日は人が多いそうですが、
この日の久慈は秋まつりの最終日。
久慈駅構内は2日前とは大違いで凄い人でした!

ホテルに荷物を置いて少し休憩してから、
さっそく久慈秋まつりに出かけました。

2日前に前夜祭で見た山車が大通りを練り歩きます。
実際に間近で見る山車は、色鮮やかで細部まで細かく
作り込まれていてとても綺麗でした。
そして、その大きさと迫力に圧倒されました。

山車を十分に堪能したところでだんだんお腹が減ってきた。
そういえばお昼を食べる時間が無かったので朝から何も食べてない。
ということで、お祭りのもう一つの楽しみ出店巡り!

どうせなら地元の特産品が食べたい!ということで
ウニご飯と名前は忘れたけど地元の黒豚?を使用した
餃子を買ってみた。あわないけど美味しかった(笑)
他にも短角牛の串焼きとかも美味しそうだったなぁ〜。

あと、RED CHILIってお店の店員さんがあまりにも
可愛いので思わずタコスを買ってしまった(笑)
本当はビールだけを買うつもりだったんだけど、思わず。
でも、タコス美味しかった!

この旅行して気づいたけど、岩手って可愛い子が凄く多いなって思った。
お土産屋の店員さん、ホテルの従業員さん、水族館の職員さんなどなど
みんな可愛い人ばかりだった。高校生とか若い子もすれてない感じしたし。

お祭りを一通り楽しんだので、ビールとツマミを買って19時頃ホテルに帰りました。

いよいよ明日は旅行最終日。最後はもちろんあそこへ行きます!!
この旅行で一番行きたかった場所へ。


岩手旅行 3日目 〈宮古ー浄土ヶ浜〉

9月21日(土) 3日目

朝6時半起床。
朝食はまたバイキング。
ご飯が美味しいからついつい食べ過ぎてしまう。

9時のバスに乗って一度宮古駅へ。
そこで浄土ヶ浜行きのバスに乗り換え、10時半頃
浄土ヶ浜ビジターセンターへ到着。

11時からの浄土ヶ浜周遊の遊覧船に乗りたかったので
すぐにチケットを買って遊覧船乗り場へ移動。

遊覧船が出航すると同時にウミネコたちが集まってきます。
船内にはウミネコを餌付けするためのウミネコパンを売っています。
それを目当てにウミネコが集まって来るんだけど、その数がちょっと
ありえないくらいで恐怖を覚えます(笑)

ウミネコに次ぐウミネコ・・・、正直ウミネコの印象が強すぎてウミネコの事しか
覚えていない(笑)

あ!でも、ガイドさんの震災時の津波の話はとても印象に残っています。
津波の被害が及んだ場所の説明とか、津波時は船をあえて出航することで
その被害を逃れた話とか・・・。
津波により堤防が崩れその瓦礫の撤去をしているクレーンもありました。
やはり実際に現地に来て、見たり聞いたりしないと分からない事もたくさん
あるのだと実感しました。

約40分の遊覧船の後は7月下旬に完成したばかりの浄土ヶ浜遊歩道を通って
浄土ヶ浜の海岸へ。
白い岩肌、青と緑のグラデーションが綺麗な海、やっぱり生で見るととても美しい!

そろそろお昼なので浄土ヶ浜海岸のすぐ近くにあるレストハウスで休憩&昼食。
豪華な海の幸が乗った『三陸海宝丼』を食べました。
綺麗な海の景色を見ながらの海鮮丼は最高でした!

昼飯の後は、凄い坂道を登ってハマユリ展望台という所に行ってみました。
しかし、展望台といっても特に何があるわけでもなく、たいして景色が良いわけでもなく、
苦労して坂道を登ったわりにはちょっと期待はずれ。

これでだいぶ体力を消耗したので、行こうと思っていた『県立水産科学館』はキャンセルして
早々に宮古駅へ戻る事にしました。この日はとても暑かったので体力の限界。

だけど、宮古に戻ったは良いがやることがない。宿に帰るにはまだ早いし。
駅前でなんかイベントやっていたのでそれをずっと見てました。

あまちゃんの中で『東北の人は何かというと餅を撒きます』ってくだりがあったけど、
このイベントでも餅を撒いていました(笑)
しかも、この旅行中餅まきに遭遇したのはこれで2度目。1度目は久慈秋まつりの前夜祭の時。
なんだか東北に来ているという事を凄く実感しました(笑)

16時過ぎ、やっと宿行きのバスが来た。
泊まったのは昨日と同じ宿です。

この日はいろいろ歩いてかなり疲れたのでちょっと早めの0時半頃就寝。
明日は三陸鉄道で久慈へ戻ります。


岩手旅行 2日目 〈久慈ー田野畑ー龍泉洞ー宮古〉

9月20日(金) 2日目

今日は久慈をいったん離れ宮古方面へ向かいます。

朝6時半にホテルをチェックアウト。
6時55分の三陸鉄道北リアス線に乗り田野畑駅へ。

平日のこの時間でも観光客らしき人が3~4組いました。
あとは通学の高校生が10人前後。
海側の席に座れたので景色を楽しみながら三鉄の旅を満喫。
なんかほのぼのとしたゆる〜い雰囲気が良かったです。

三陸鉄道北リアス線は本来なら久慈ー宮古まで繋がっていますが、
震災による津波の被害で田野畑ー小本間が不通になっています。

田野畑ー小本の間には島越という駅があります。
しかし、津波で駅舎が消失し線路が寸断され壊滅的な被害を受けてしまったそうです。
あまちゃんで、ユイと大吉がトンネルから出て目にした光景はちょうどこの場所です。

田野畑駅から小本駅へは代替バスで移動します。
震災から2年以上経ちますが、まだまだ不便な生活をしている人は
たくさんいるんだということを改めて実感しました。

田野畑駅の周辺も津波で相当な被害を受けました。
駅舎自体は無事だったそうですが、周りには瓦礫が散乱し
線路は寸断されてしまったようです。

田野畑ー陸中野田間が開通したのは2012年4月。
その時、今のサクラの花びらがデザインされた可愛らしい外観の
駅舎になったそうです。
よく見ると外壁には震災復興へのメッセージが書かれています。
このデザインは、キットカットとのタイアップらしいので
期間限定だそうです。なんだかもったいないですね・・・。

ちなみに、ここ田野畑駅の愛称は『カンパネルラ田野畑』
宮沢賢治(岩手出身)の童話『銀河鉄道の夜』に登場する人物に
由来しているそうです。

田野畑駅で代替バスに乗り、約30分で小本駅に到着。
そして、すぐに龍泉洞行きのバスに乗り換え。

小本駅ー龍泉洞間のバスは本数が非常に少ないので一本乗り遅れると
その後のスケジュールが大幅に狂ってしまいます。
ちゃんと乗り換えられるか不安でしたが特に迷うことなくスムーズに
乗り換えられて良かったです。

龍泉洞は日本3大鍾乳洞に数えられ、国の天然記念物に指定されています。
中へ入るとひんやり冷たく、上着を着ないと寒くて5分ともたない感じです。
上着を持って行って良かった!

通路を歩いていると滝や湖がたくさんあり、その水の透明度と綺麗さに
心が洗われるようです(笑)
どんどん進んでいくと、赤、オレンジ、黄、緑、青、紫などに
ライトアップされた場所に出ます。
幻想的で綺麗だけどここまでショーアップされるとちょっと引くかな。
鍾乳洞や水の本来の色が分からないので、自然の神秘というより
人工的なものに見えてしまう・・・。

そういう意味では龍泉洞の向かい側にある、『竜泉新洞科学館』の方が
本来の鍾乳洞っぽくて良かったと思います。

鍾乳洞を出たら近くの『龍泉洞観光会館』でお昼ご飯。
地元岩泉町の黒豚を使用したチャーシューが入った『龍泉洞ラーメン』が
凄く美味しかったです。観光地のラーメンだと侮っていたけど・・・、
本当に美味しい!
あと、岩泉町のイワナを使った『イワナ寿司』もあっさりしていて
美味しかったなぁ〜。

次のバスまで少し・・・、っていうかかなり時間があったので周辺を探索。
龍泉洞近くの川の渓流を眺めながら遊歩道を散歩したり、
レストハウスの2階で昼寝したり・・・。
正直、鍾乳洞意外何もないのでやる事が無かったです(笑)

バスに乗って小本駅に戻ると、今度はここから三陸鉄道に乗って宮古へ行きます。
しかし、次の宮古行きの列車は1時間40分後。
この小本駅、周辺は龍泉洞以上に何も無い。本当に何も無い。
ちょっと歩けば海が見えるかな?と思って、海方面へ歩いていったけど
結局堤防の工事をしていて海には近づけなかった。無駄に体力消費しただけ。
これで往復40分くらい時間潰せたけどまだ1時間もある。
仕方ないので、駅の休憩所に戻ってテレビを見ながら時間を潰しました。

15時5分、やっと列車に乗れました。
小本ー宮古間は久慈ー田野畑間と違ってやや内陸を走るので景色は森ばっかり。
しかも、長いトンネルが多いので非常に眠くなる。

約30分後宮古駅に到着しました。宮古はこの辺りでは一番繁栄している街。
街の探索は明日以降にするとして本日の宿へ行くためのバスに乗り換え。
宮古駅からバスで約30分、やっと今日泊まる宿に到着しました。

2~3時間休憩したら夕食の時間。今回はバイキング形式の食事。
料理一品一品はわりと地味目な感じだったけど味は普通に美味しかったです。
ズワイガニがあったので食べまくりました。

食後ちょっと休んだ後、大浴場へ行きました。
ラジウム人工泉で体の芯から温まると説明書きがあったけど、
この時期はまだ暑いので風呂上がりなかなか汗が引かず困りました。
冬ならちょうど良いと思うけど。

この日は1時頃就寝。明日は浄土ヶ浜へ行きます。


岩手旅行 1日目 〈久慈〉

9月の連休と夏休みを絡めて、
岩手県の北三陸地方へ旅行に行ってきました。

9月19日(木) 1日目

まずは岩手県の久慈へ目指します。
東京駅から新幹線で二戸へ。二戸からはバスで久慈へ行きます。

8時56分の新幹線に乗って、久慈へ着いたのは13時15分くらいでした。
約4時間20分、う〜ん結構遠かった。

久慈はNHKのドラマ「あまちゃん」の舞台でありロケ地。
もっと観光客で賑わっているのかと思ったけど、
平日だからなのか思いのほか閑散としていました。

久慈についてまず驚いたのは、駅前デパートにあまちゃんに出てくる
大きな3つの看板(北の海女/北三陸鉄道/潮騒のメモリーズ)がかかっていた事。
あの看板はドラマの中だけで実際には無いと聞いていたので
実際に本物の看板を見てかなりテンション上がりました(笑)

その他、久慈駅の外観、駅前の噴水などドラマに出てきたそのままで感動しました。

とりあえずお腹がすいたので『道の駅くじ やませ土風館』へ。
レストラン『山海里』で琥珀丼を食べました。
琥珀丼は一見普通の海鮮丼ですが、食べ進めるとウニ、さらに食べ進めるとほうれん草、
さらにさらに食べ進めると牛肉のステーキが出てくる4層の丼です。
琥珀のように掘り進めるから琥珀丼なのです。
一度にいろいろな味が楽しめて大満足。しかも、琥珀丼を頼むと琥珀のストラップが貰えます!

昼ご飯を他べた後は『もぐらんぴあ まちなか水族館』へ行きました。
もぐらんぴあは元々別の場所(もっと海沿い)にあったのだけど、東日本大震災の津波により
全壊してしまったため久慈駅前の通りに移転したそうです。

ここにはさかなクンが寄贈した魚や、地元小袖海岸にいる生き物、
震災を生き抜いた生き物などを見る事ができます。
規模は小さいけれど応援したい水族館です。

ホテルのチェックイン時間にはまだ少し早かったので喫茶店モカへ行ってみました。
喫茶店モカはあまちゃんの喫茶リアスのモデルになったと言われている喫茶店です。
ナポリタンとたまごサンドが美味しいそうですが、お腹いっぱいだったので
アイスコーヒーだけいただきました。
店内にはあまちゃん出演者のサインがたくさんありました。
お店の雰囲気もとても良かったです。

ちょうど良い時間になったので今日泊まるホテルにチェックイン。
今日は駅近くのビジネスホテルです。
ホテルの窓からは久慈駅、三陸鉄道の列車が見えて良い眺めでした。

ホテルで2時間ほど休憩した後、久慈秋まつりの前夜祭へ行きました。
場所は久慈市文化会館アンバーホール。円錐型の展望台が特徴の非常にモダンな建物でした。

前夜祭は手作りの山車が8台勢揃いしお囃子を奏でます。
初めて見る山車は大きくて鮮やかで凄い迫力でした。

お腹が空いたので出店を探索。
噂のまめぶ汁があったので食べてみました。
まめぶは、けんちん汁みたいな汁物の中にクルミと黒砂糖を包み込んだ団子入れた食べ物です。
甘くてしょっぱい微妙な味・・・、と言いたいところだけど普通に美味しかったです。
寒かったのでとても温まりました。

その他、イカの丸焼き、帆立焼き、うに焼きなどもとても美味しかったです。

前夜祭が終わりホテルに戻り、明日の準備をして就寝。
明日は久慈をいったん離れ、三陸鉄道北リアス線で宮古方面へ向かいます。

一つ残念だった事は、明日の久慈秋まつりに「能年玲奈と宮本信子が
ゲストで来る」ということを耳にしたこと。
あぁ〜、一日ズレていたら生で能年玲奈を見れたかもしれないのに・・・。

2日目に続く。


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