岩手旅行 2日目 〈久慈ー田野畑ー龍泉洞ー宮古〉
9月20日(金) 2日目
今日は久慈をいったん離れ宮古方面へ向かいます。
朝6時半にホテルをチェックアウト。
6時55分の三陸鉄道北リアス線に乗り田野畑駅へ。
平日のこの時間でも観光客らしき人が3~4組いました。
あとは通学の高校生が10人前後。
海側の席に座れたので景色を楽しみながら三鉄の旅を満喫。
なんかほのぼのとしたゆる〜い雰囲気が良かったです。
- 三陸鉄道 久慈駅の切符売り場。なぜか所々に萌えキャラっぽいのが・・・。
- 不思議の国の北リアス。
- 三陸鉄道北リアス線の車内。
- 列車から見える景色。
- 堀内駅から見える景色。あまちゃんでは『袖が浜』駅として利用されました。
- あまちゃんで、夏ばっぱが大漁旗を振った場所
三陸鉄道北リアス線は本来なら久慈ー宮古まで繋がっていますが、
震災による津波の被害で田野畑ー小本間が不通になっています。
田野畑ー小本の間には島越という駅があります。
しかし、津波で駅舎が消失し線路が寸断され壊滅的な被害を受けてしまったそうです。
あまちゃんで、ユイと大吉がトンネルから出て目にした光景はちょうどこの場所です。
田野畑駅から小本駅へは代替バスで移動します。
震災から2年以上経ちますが、まだまだ不便な生活をしている人は
たくさんいるんだということを改めて実感しました。
田野畑駅の周辺も津波で相当な被害を受けました。
駅舎自体は無事だったそうですが、周りには瓦礫が散乱し
線路は寸断されてしまったようです。
田野畑ー陸中野田間が開通したのは2012年4月。
その時、今のサクラの花びらがデザインされた可愛らしい外観の
駅舎になったそうです。
よく見ると外壁には震災復興へのメッセージが書かれています。
このデザインは、キットカットとのタイアップらしいので
期間限定だそうです。なんだかもったいないですね・・・。
ちなみに、ここ田野畑駅の愛称は『カンパネルラ田野畑』
宮沢賢治(岩手出身)の童話『銀河鉄道の夜』に登場する人物に
由来しているそうです。
- この列車に乗りました。何かとコラボかな?
- 田野畑駅に停車する列車。
- 外観が可愛らしい田野畑駅。あまちゃんでは『畑野駅』です。お座敷列車の折り返し地点。
- カンパネルラ田野畑。
- 外壁には震災復興へのメッセージが書かれています。
- 田野畑からのメッセージ。
- 田野畑駅から宮古方面へ。あまちゃんでアキとユイが走って行くトンネル。
- 三鉄の車両の形をモチーフにした水門。
田野畑駅で代替バスに乗り、約30分で小本駅に到着。
そして、すぐに龍泉洞行きのバスに乗り換え。
小本駅ー龍泉洞間のバスは本数が非常に少ないので一本乗り遅れると
その後のスケジュールが大幅に狂ってしまいます。
ちゃんと乗り換えられるか不安でしたが特に迷うことなくスムーズに
乗り換えられて良かったです。
龍泉洞は日本3大鍾乳洞に数えられ、国の天然記念物に指定されています。
中へ入るとひんやり冷たく、上着を着ないと寒くて5分ともたない感じです。
上着を持って行って良かった!
- 日本三大鍾乳洞の一つ『龍泉洞』
- 『龍泉洞』の入口。
- 外気温度16.1℃、洞内温度13.7℃。めちゃくちゃ寒い。
通路を歩いていると滝や湖がたくさんあり、その水の透明度と綺麗さに
心が洗われるようです(笑)
どんどん進んでいくと、赤、オレンジ、黄、緑、青、紫などに
ライトアップされた場所に出ます。
幻想的で綺麗だけどここまでショーアップされるとちょっと引くかな。
鍾乳洞や水の本来の色が分からないので、自然の神秘というより
人工的なものに見えてしまう・・・。
そういう意味では龍泉洞の向かい側にある、『竜泉新洞科学館』の方が
本来の鍾乳洞っぽくて良かったと思います。
- 長命の淵。
- 水の透明度がハンパない。
- 摩天楼。前後に他のお客さんが全然いなかったから一人で歩くの怖かった。
- 亀岩。
- 過剰なライトアップ。綺麗だけどもっとシンプルなライトの方がいい。
- まるでFFのダンジョンのようだ。
- ドラゴンブルーと言われる深い青色の湖。
- 第一地底湖。
- 長寿の泉
鍾乳洞を出たら近くの『龍泉洞観光会館』でお昼ご飯。
地元岩泉町の黒豚を使用したチャーシューが入った『龍泉洞ラーメン』が
凄く美味しかったです。観光地のラーメンだと侮っていたけど・・・、
本当に美味しい!
あと、岩泉町のイワナを使った『イワナ寿司』もあっさりしていて
美味しかったなぁ〜。
次のバスまで少し・・・、っていうかかなり時間があったので周辺を探索。
龍泉洞近くの川の渓流を眺めながら遊歩道を散歩したり、
レストハウスの2階で昼寝したり・・・。
正直、鍾乳洞意外何もないのでやる事が無かったです(笑)
- イワナ寿司。あっさりしていて美味しかった。
- 龍泉洞から流れてくる湧き水。
- 龍泉洞から流れてくる湧き水。
- 龍泉洞近くの川の渓流。
- 龍泉洞近くの川の渓流。
バスに乗って小本駅に戻ると、今度はここから三陸鉄道に乗って宮古へ行きます。
しかし、次の宮古行きの列車は1時間40分後。
この小本駅、周辺は龍泉洞以上に何も無い。本当に何も無い。
ちょっと歩けば海が見えるかな?と思って、海方面へ歩いていったけど
結局堤防の工事をしていて海には近づけなかった。無駄に体力消費しただけ。
これで往復40分くらい時間潰せたけどまだ1時間もある。
仕方ないので、駅の休憩所に戻ってテレビを見ながら時間を潰しました。
- 三陸鉄道 小本駅。
- ノーマルな三陸鉄道の車両。
15時5分、やっと列車に乗れました。
小本ー宮古間は久慈ー田野畑間と違ってやや内陸を走るので景色は森ばっかり。
しかも、長いトンネルが多いので非常に眠くなる。
約30分後宮古駅に到着しました。宮古はこの辺りでは一番繁栄している街。
街の探索は明日以降にするとして本日の宿へ行くためのバスに乗り換え。
宮古駅からバスで約30分、やっと今日泊まる宿に到着しました。
2~3時間休憩したら夕食の時間。今回はバイキング形式の食事。
料理一品一品はわりと地味目な感じだったけど味は普通に美味しかったです。
ズワイガニがあったので食べまくりました。
食後ちょっと休んだ後、大浴場へ行きました。
ラジウム人工泉で体の芯から温まると説明書きがあったけど、
この時期はまだ暑いので風呂上がりなかなか汗が引かず困りました。
冬ならちょうど良いと思うけど。
この日は1時頃就寝。明日は浄土ヶ浜へ行きます。